正式名称は、『とんち探偵一休さん 金閣寺に密室』である。 書店で見かけても食指が動かなかったのは、このベタなタイトル のせい・・・・というのはあくまでも個人的な見解である。 悪いとか面白そうじゃないとかではない。 ただワタシが恥ずかしいのである・・・・とんち探偵一休さん、というのが。
鯨統一郎さんといえば、『邪馬台国はどこですか?』では 楽しませてもらった。 この作品でも、一休さんの有名なエピソードが随所に出てきて、 しかもそれが鯨流解釈でこれでもかと後半押してくるのには驚き。 「邪馬台国〜」の方が短編だけに切れ味はあるけれども。 しかし一休さん、といえばやっぱり自分的にはアニメのイメージが 強いので、そういうのがない人、あるいは歴史に明るい人はもっと 楽しめたかも。 室町幕府という時代、将軍の名前くらいしか知らない・・・
ところで、新右衛門さんて、本当にいたのね。←無知 で、桔梗屋さんは??←厚顔
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| 2002年02月12日(火) |
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