十二国記外伝。 最初「黄昏の岸 暁の天」を読んだとき、泰旗はどんな風だったんだ〜 これではちょい不親切ではないのか〜と思ったワタシは浅はか。 ちゃんと外伝があった。 さて、これは「魔性の子」が先に書かれていたのか? あの菊地秀行さんが解説を書かれているが、十二国記については まったく触れていないから。むむ・・・もしワタシが最初にこの 「魔性の子」を手にとって読んだとしたら、まったく違ったイメージを 持ったかもしれない。 だって、怖いよ、これ。 「不可解な」怖さ。理不尽さ。もう耳をふさぎたい。 やはりあの世界とは相容れないというわけだ。 想像力貧困なワタシの想像力を十分に書きたてる、その描写。 こういうわけだったのね、とちゃんと思いたいために、もう1度 「黄昏」と、その後にもう1度「魔性の子」を読み返した。
・・・・広瀬先生かわいそうすぎ。もちろん何のとがもなくたくさんの 人が死んだという事実も、その原因がなにかということも、あまりにも 哀しい・・・・ |
2002年05月14日(火) |
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