★恩田陸。 『ドミノ』

最近サッカーにかまけていて、あまり本を読んでいない(苦笑)。
だが、今回の図書館本は結構期待している。がんばれワタシ!!
つうか、返却は今週の土曜日なんだよう・・・・

さて、恩田さんの作品はもういくつ目だろうか?
なんとはなく恩田イメージ、というものがふんわりとココロの中に
出来つつあるのだが・・・・うーん、しいていえば月の光か。
もちろんまだ読んでいないのもたくさんあるから、一概には言えないが。
だがしかし、この『ドミノ』はまったく全然違う。
早い展開と次々起こる事件にスピード感、このたくさんの人たちが
ひとつの方向に進んで行く偶然という名の必然の面白さ。
これだけの人物の輪がつながって行く過程が、妙に笑えるし楽しい。
まさにこれこそ、「ドミノ」である。
あー、こんな作品もかくひとだったのか〜。
最後の偶然は、ちょっと強引かなとも思うが、その後に待ち構えて
いるであろう未来は、ただのどたばたで終わらない引き締め感。
どどど、どうなるのだ〜〜!

2002年06月17日(月)
By ちゃいむ

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