ダンナが初めからずーっと見ている。 ガンダム世代なので、懐かしさなんかも手伝っているらしい。 新しいガンダムは、もちろん前とはまったく関連はなさげだが、 キャラクターは思い切り今風に美しくかっこいい;^^) 昔と同じあのモビルスーツも、やっぱり美しい。 今はあの手のおめめのでっかい絵柄がはやりなのね。 しかし・・・回を追うごとに、このストーリー展開について いけない。もう、出来れば見たくない。 あくまでも個人的感想もどきなので、ファンの方は怒らないで ほしいのだが。 これでもか、これでもかという風に人は死に、そのたびに 主人公は逆境に追い込まれ、しかももうその人格は崩壊寸前だ。 アムロがふてぶてしさと神経質さをミックスした、いかにも少年ぽさ を持っていたのとは対照的に、キラはただガラスのようにもろく、 繊細で、よりどころは誰かのためにということだけだ。 それが、見ているほうにとっては苦しくて切なくて我慢できない。
告白してしまおう。きっと、リアルすぎるのだ。 「砂漠の虎」が散るとき、泣いた。なぜ、死なねばならないのかと。 戦争ってなんなの? なんの気もなしに見ている子どもたちは何を感じているのだろう。 聞いても、答えは「わからない」。 その答えを出すには、まだ彼らは幼すぎるのだ。 こんなことをいちいち考えるのが、おかしいのだろうか? だけど、現実だっていつまでも平和が続くわけじゃない。 何が正しくて、何が間違っているのか?それを深く考えるには あまりにも日本は平和すぎるのだ、きっと。
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2003年03月02日(日) |
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