衝動買いの一冊。一番最近買ったのに、一番先に読んでしまった (つまり、数々かずカズの未読本がいっぱいあるよぉという意味)。 ビルのお掃除を仕事にする女の子と、新入社員がオフィスに 発生する事件(というか謎)を「お掃除」する。 そういえば、なんかお掃除の人が活躍するドラマがあったなあ・・・ しかし、たとえべたべたな帯文字を読んでも、 (たとえば「いかした名探偵」とか「オフィスの謎」とか) ワタシはこういった職業人が主人公なのが好きなのだ。 今となっては使い古された感じがある「日常の謎」という言葉に 埋没しないだけの、ひねりのきいたストーリーと、謎の真実。 そしてそして、かなりマジでお掃除が苦手なワタシへの、 痛烈なアプローチ;;^^) ああああ。ワタシにも天使が舞い降りてこないかな。 (とっても切実)
ネタばれ→おしいのは、最終章がちょびっと 懲りすぎたのかも、と思ったこと。でも、作者が謎を謎としない ことを意図していたのなら、やられたかも。 そう、作者がふたりのシアワセを願わないはずはないのだから。 |
2003年04月08日(火) |
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