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2001年08月10日(金)
八重垣神社祇園祭レポート1


八日市場市民にとってのまさにメインイベントの八重垣神社祇園祭(やえがきじんじゃぎおんさい)が終わって今日で5日が過ぎました。来年の祇園祭まであと350日を切ったというわけです。よっしゃぁ!
ここらで私の眼を通した今年の祭をざっとご紹介しましょう。


■8月4日(土)
今年はウチの町内が10年に1度の「年番町」。普段の年には無い行事もたくさん控えているわけです。
朝3時起床。子供達も起こして眠い目をこすりつつ軽く朝食。外はまだ暗い。というか、3時っていつも寝る時間?夕べ寝たのは1時をまわっていたので約2時間の睡眠。
子供達と妻は鯉口シャツに祭股引、町内の半纏を着て足元は雪駄履き。私は揃いの浴衣に黒の絽の羽織を羽織って白足袋に雪駄。私は「世話人」という役員なのです。
4時、神社に到着。すると、今年の「天狗」の那智君も丁度到着。天狗の衣裳の入った箱を持って石段を登る。神社の提灯と10町内の提灯に明かりを灯し、しばらく待っているとだんだんと人が集まってくる。私の最初の仕事は式典で奏でられる「奏楽」の衣裳を囃子連から選抜の5名に着付けること。それと先ほどの天狗の衣裳も!
そこへ妻到着。2人がかりで手分けして着付け終了。
午前5時、記念写真を全員で撮影。
続いて神社神輿の組立が本殿前で始まる。
午前6時、本殿内で式典開始。羽織を着た総勢100名の10町内の役員が本殿内におさまり、儀式は始まる。
神社神輿にご神体が入りはじめの儀式は終了。
午前6時、神輿宮出し。
約20CMの高下駄を履いた身長2mオーバーの天狗を先頭に役員・囃子・神社神輿・町内神輿の順で町内徒御を約2時間30分。一旦神社神輿を戻してから私は速攻で家へ帰り、着替え。今度は囃子連の鯉口に同柄の股引を履き、町内半纏を羽織って帯を貝の口に締め、笛の袋を腰にさして雪駄をつっかけ、町内の会館へ向かう。今度はお囃子と日舞の山車巡航なのだ。
午前9時、山車出発。
猛暑の中2階建ての山車の1階部分に膝をつき合わせて詰まって乗ってゆっくりと移動しつつ下座(げざ)演奏。要所要所で止まっては山車2階では踊りの披露。そうやって夕方までご祝儀あつめなのである。膝を折り曲げ、限られたスペースで演奏を繰り返す。エコノミー症候群になりそうなほどである。いや、マジで。

(つづく)