 「同業者の皆さまへ この帯留を捜しているお客様がいらっしゃいます。在庫をお持ちのお店は当店までご連絡ください。」
・・・と、しばらくの間告知しておりました。私の職業は絶滅危惧職種「呉服屋」です。ご存じの方も多いでしょうが、念のため・・・。 そのお客様とはお守りのように大事にしていたこの帯留めをお正月に人混みで無くしてしまったと言うことでした。ウチにも問屋さんにも在庫はなく、探していたのでした。
そしたら先ほど、掲示板でもお馴染みの「あげは」さんが電話を下さいました。
「あの兎の帯留め売ってるところを今見つけました!」 「ええっ!そ、それは何処ですか?」 「静岡です。」
というわけでお店の名前と電話番号をあげはさんに教えて貰って、即、探している方に電話。
しかし、お留守。
留守電に入れる。
念のためメールも書く。
そうして約1時間後、メール着信音が鳴り、見るとその方から連絡が!
>実家から戻ったら嬉しい留守電とメールがありました。(中略) >送金後に送って頂くことになりました。 >本当にどうもありがとうございました。 >お客様の あげはさんにも心から感謝致します。
いやぁ〜ホントによかったですぅ・・・。あげはさん、そして、他にも気に止めて探して下さっていた皆様がいらっしゃると思います。本当にありがとうございました!
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