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道場がお休みだったので、長男の野球の試合を初めて観に行く事が出来ました。場所は大田スタジアムで大田区大会の3位決定戦でした。長男にとっては、これが中学生生活最後の試合となります。長男は勉強もしないし、空手の稽古もサボっていますし、学校へも毎日ギリギリに起きてギリギリに家を出ていきます。でも休みの日の野球にだけは朝4:30に起きて行ったりします。夜も遅くまで外で素振りをしたりしています。練習もサボらずに頑張っていました。努力しているのを知っているから、最後ぐらい試合に出れると良いなと思って見ていました。試合前に長男が練習している姿を見て、野球をしている時は楽しそうでとてもイキイキとしているなと思いました。けっこう良い動きをしていました。好きは物の上手なれと言うことかなと思いながら見ていました。長男は最初は3塁のコーチャーをしていたので試合には出れないのかな?と思っていましたが、5回裏の攻撃の時に8番菅野と掲示板に名前が載り「8番菅野、背番号11」とアナウンスされました。琥白が以前、私に「大田スタジアムで自分の名前が電光掲示板に出て、自分の名前がアナウンスされたら凄いよね!」と言っていたのを思い出し涙が出てきました。夢を叶えた瞬間を琥白はどう感じているのだろうと思いました。結果は三振でしたが、自分の今までを込めたフルスイングだったと思います。試合は負けてしまいました。試合後の長男はとても悔しがっていました。帽子を地面に叩きつけて悔しがっていました。(良い態度ではないので説教しました。)あんなに感情をあらわにして悔しがっている琥白を私は初めて見ました。野球を初めてから一生懸命に練習して来た事や休みの日に朝早く起きて試合に行っても試合に出れなかった事や今までのいろんな事が溢れ出たのだろうと思いました。最後に野球場で記念撮影が出来ると言うので写真を撮りに行きました。琥白は良い顔をしていました。1つ成長したのかな?と思いました。最後の回であと一人でもう1度バッターボックスに立つチャンスがありましたがランナーに出ていた選手がアウトになり、琥白の出番は無くなってしまい試合が終了しました。その事を琥白に聞くと「その前の打席で自分が打っていたら1人打者が進んだわけだから、前の打席で自分が打てなかったのが悪かった」と言っていました。団体競技から学べる事もたくさんあるんだなと思いました。琥白の頑張っている姿はとても輝いていました。「琥白、本当にカッコ良かったよー!琥白が頑張っている姿を見てとても幸せな気持になりました!そんな瞬間を僕にくれてありがとう!」
kanno
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