⊂安心。⊃
2001年07月04日(水)



学校を休んだ、何もない日。
退屈はしたけれど、憂鬱ではなかった。
本当に、久し振りに頭の中がほっとした。

午後、母親の家へ行ったの。
最近よく行く。
いつも、バスに乗っていくんだ。
でも、出かける時、少し不安になって。
『バスの中で、分けわかんなくなったらどうしよう』
と思って。
不安で、怖かった。
だから、リスカして、血を出してから出掛けた(笑)。

昨日、腕を切ったでしょ?
それ、縫わなきゃダメだって。
そう云ってた。
あたしの傷はね、多分、縫っただけじゃ治らないよ。
いつもそうやって、見えなくすることだけだよね。
『もう、腕切っちゃ駄目だよ』
なんて、友達と同じこと云わないで。
貴方はあたしを否定することしか出来ないのね。
いつも変わること無く。

昨日、本当はリスカしたその後、気が付いた時、泣きながら。
暴走するあたしを、あたしはもう止める術さえ分からなくて。
受け入れてくれるひとも、きっと居ないから。
友達に云うことも…だって重荷にするだけだって思うから。
吐きたいのに、吐けない。

ふ、と思い出した。

前に話を聞いてくれた先生のこと。
電話しようと思っても…やっぱり出来なかったんだ。
迷惑かな、なんて思っちゃって。
あたしの思いはあたしの中で。
ぐるぐる回って、また痛みを増やす。
まるで未熟な螺旋。

でも辛いの。
あたしは生きたいの。
時に漠然と、『夏休みには終わりにしよう』なんて。
無意識に思っているあたしは、あたしじゃなくて…だけど、あたしで。
とても怖くなる。
自分じゃもう、もうどうすることも出来ない。

無力な自分。
弱くて、狡くて、逃げることしか出来ないあたし。

ダレカ、助けて…。



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由弥 [御手紙]