⊂ひとり歩き⊃
2002年04月04日(木)

ある曲を聴くと、恐ろしいほどの虚無感に襲われる。
沢山の事が寂しさになって、訳が分からなくて泣いた。
この曲はあたしにとって麻薬のような存在で。
憂鬱は自傷を誘発する。
併発かな、寂しくてたまらなくなる。
でもそれは誰かに傍に在て欲しい寂しさじゃなくて、何時かが楽しかった寂しさでね。
舌の奥に違和を覚えて、鎖骨の辺りがじわじわと痺れるの。
思い出に目が眩んで、受け入れきれない今現実を諦めて仕舞いそうになる。
腕が切りたい…。
なんて虚しい毎日かしら。
見たこともないひとの群に呑み込まれていくのよ。
甘えや弱さは利かないの。
強くならなきゃいけないのに、躯が言うことを聞いてくれない。
あたしなんでこんなに弱いんだろう。
甘えてばかり居れるのはもう終わったのに。
誰に縋るつもりなの。
逃げ道ばかり探してる。
ひとりで居れば薄れる意志など、最初からなくていいのよ。
生きなきゃいけない。
少しだけ…。
腕の色が違うだけだよ。



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由弥 [御手紙]