⊂舐め合う傷⊃
2002年06月14日(金)

時々、酷く鬱陶しく思う。
ひとを酷く拒絶する。
同じ風に優しくも出来ないあたしに、貴方は何を望んでいるのよ。
何となく馬鹿らしくなってくる。
あたしの事を貴方の中から消して欲しい時。
猫くらい気紛れならば、もっと上手く出来るかもしれない。
でもそんな訳にはいかないから、もっとひとに馴れなきゃいけない。

苛々するとマニキュアを塗る。
マニキュアを塗ると落ち着くから。
シンナーの所為かしら(危)、でも、どうでもいいことに時間を掛けて。
無駄にして。
無心になることがいい。
集中して爪に向かう。
なんて虚しいんだろう。
でもその虚しさが、空っぽにしてくれる頭は。
色んな世界が広がるから。
マニキュアを塗ると集中する。
何かを考えたいときは、そうする。

さっきの地震で目が覚めた。
鳥が庭で凄い鳴いててさ。
ずっと揺れてた。
地震は嫌い、恐いから。
今日は天気が悪いね、頭が痛いよ。
雨降るのかな、サッカー大丈夫かな(笑)。
夜はまたあいつが来ると思って恐くて部屋に帰れなかった。
果物ナイフを傍らに、空が明けるまでマニキュアを塗ってた。
楽しいビデオを観て、何もかも忘れたかった。
携帯の離せない生活。
何時か何処かできっと倒れそうな気がして恐いから。
此処2〜3週間は手放してない。
携帯はずっとぽっけの中。
カッターと一緒に。



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由弥 [御手紙]