⊂君我世⊃
2002年08月20日(火)

晴れきった闇空が、悲しいほど秋で。
地上五階のパノラマは、僕だけのモノになった。
光はもう摩天楼なんかじゃなくて。
線香花火みたいに、深くなるほど脆い虫。
僕はどんな罪を負った?

寂しくて寂しくて気が狂いそう。


そんな季節、好き。

またひとり。

僕から離れて逝った夜。




さようなら。



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由弥 [御手紙]