二度目の恋。
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2005年09月12日(月) 運命ネタバレ感想

「運命」ネタバレ感想。



ネタバレというか、まあ、総集編でしたので……。

ミーア。夢に見てたデビューとは違うけど……という科白が痛かった。やっぱり歌手デビューしたい女の子だったんだ……。で、仕事の話が来たからのっかっちゃったと。歌が歌えて幸せだったかもしれない。歌えたことには満足してたんだろうなあ。


ラクス。この子の怒りが戦争とか憎しみとか抽象的なものではなく、議長という個人に向いたであろうことが新鮮。ラクス姫の本気の戦いを期待しております。次は虎さんも出てくるみたいだし。正義自由とともにエターナルに移るのかしら。

ラクスとミーアの物語としてはよかった。切なくて。

でも。
この下ちょい辛口なんでごめんなさい。







議長。このひとの長セリフで物語を動かそうとする回はつまらない。今回のは総集編だからまあいいですけども、でも、ラストシーン、結局、長セリフなのかとがっかり。で、また、議長のプラン自体、陳腐でつまらん……完璧に統制された下ので平和か、争いながらも自由な世界か。そんなの40話過ぎてからもったいつけて表に出されるようなテーマではなくて、古典的で陳腐でイヤというほど語られてきた話であって、それをテーマにしたいんだったら初めから「この手あかのついたテーマを新たなキャラクターたちのエピソードで魅せますよ」ってな展開にしてほしいわけで。迷走したあげくに「テーマはこれ。これですよ」と長セリフで説明されても。「黒幕は死の商人」パターンが出てきたときにも思ったのだけど、議長の発言はいちいち「手あかのついたテーマ」なんで、それを魅せたいならエピソードで。この子らならではのエピソードで。説明長セリフじゃなくて!! 


まあアレです。
それでもどうでもなんでも。「運命」がなければムウさんは戻ってこなかったんだと思えば許せる気はします。このまま最後まで無事ならだけど。ムウさんに限らずディアッカさんとかAAメンバーとかそのへんがみんな無事ならだけど。


なんか辛口ですみません。
基本的にかっこいいMS戦でぐいぐい持って行く話が好きなんで、科白科白での物語進行があると辛くなるみたいです。ホント、議長の演説がすべてエピソードで語られてたらな。その背景に議長がいるんだよ、という展開だったらな。……クルーゼさんは良かったな。最後には演説してたけど、基本、行動が先にあるひとだったし。

ああなんだかミーア嫌いなあまり反動でラクス好きになってしまった種友のように、議長嫌いなあまりクルーゼさんがかっこよく見えてしまってますよ。重症ですよ。あいつはバスターぶっつぶした奴だというのに。……最終回までに二度と議長が演説しませんように(無理だろうけど)。


さやぎ |MAIL

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