二度目の恋。
DiaryINDEXpastwill


2005年10月05日(水) 仕事あれこれ追記

種世界の設定で結構好きだったのがNジャマーをめぐるアレコレでした。前作のNジャマーキャンセラー(とその搭載機)をめぐる攻防には盛り上がった。核エネルギーというものに興味を持っていることもあって、判りやすく放射線マークのついたミサイルが飛び交う画面とかのつくりかたが好きでした。……原子力関係のプロの方と話す機会がときどきあって、そのたびに、「今のガンダムでね」と話を振ってみたらどうなるかなあとうずうずしてるんですが、未だにできてません。やりたいんだけど、ガンダム世代じゃないおじさまだから反応期待できないなあと思って。今のロボット工学やってる方なんかだと、ガンダム通ってる方が多そうなんですが。……てか、プロの方にそんな話しても呆れられるだけか(笑)。

「運命」ではNジャマーネタも、遺伝子操作ネタも、あんまり筋に絡んでなかった。ロゴスが云々という話は、別にあの時代の宇宙でなくてもできる話で、そのへんでもネタ不足だった気がする。「運命」を振り返っていると、無印種がホントにおもしろかったなと改めて思うようになります。いやホントに好きです。やっぱりDVD買おうかな。綺麗な画像で全話集める価値があるような気がしてきた。


さて、仕事日記。
新しい企画書にとりかかってます。これがねえ。何がめんどくさいかって、キャラの命名。脳内で考えてるときはオリキャラに名前ないのです。イメージ画像で動いてるから名前はなくてもいい。メモ書きの段階でもヒーローとかヒロインとかサブ1、サブ2、ヒーロー親、ヒロイン親、なんて調子であって、名前はない。企画書書くまでない。さて企画書に書くぞと腰を上げてから全員ぶんまとめてつける。うまくいったら長いおつきあいになるかもしれない(もちろんならないかもしれない。下手したら企画書つっかえされてそこでお別れだ)キャラの名前。適当には付けたくないけど実際にはめんどくさいわけで。気が付けば続けて似たような名前の主人公が登場してたとか、前作の脇キャラの名前とまったく同じ名前の主人公になってたとか(好きな響きというのがああって、その近辺で付けてしまうので)、果ては「どーせ企画書通らないし」と思って好きなアニメキャラの名前つけたら通っちゃって活字になっちゃった子とか(←これはイタかったので二度とやるまいと思った)。一応同ジャンルの有名シリーズのキャラとかぶらない名前にはしたいし、実在の有名人や自分の友達の名前とかぶるのも微妙。昨日はメインキャラ三、四人に名前つけるのに二時間くらいかかりました。あれこれ資料ひっくり返して。阿呆や。しかしまだしっくりこない。気が付けば前作の主人公と微妙にかぶっている。うーん。ものすごーく格好いい名前の主人公ってどうやったら生み出せるんでしょう。


ディアッカとかミリアリアって名前は他で聞いたことがなかったんですが、どこかの国のメジャーな名前なんでしょうか。アスランやイザークは割とよく聞く名前ですよね。ニコルやハイネはもちろん。







仕事日記追記。
……夢を見て、それが叶って、それが終わってしまったら、あとは余生なのかなあなんてことを思った。一度チャンスをもらってそれで駄目だと宣告されたらその後私はどうするんだろう。やっぱり才能はなかったんだと諦めるのか。人生のうち何年かでも作家と呼ばれたからそれでいいのと満足するのか。それともいつか今度こそと思って書き続けるんだろうか。作家になれない自分や作家になれた自分は想像しても、作家になったあとに駄目になった自分は考えてなかったな。

出すシングルがことごとくヒットしなかった頃の某三人組さんとか、がんばりたくてもがんばれる場所がないと言った干され期の某アイドルさんとかは、それでもめげずに前向いてたから成功したわけですが。そんな成功事例を思い描いてがんばるしかないんでしょうね。結局まだ諦めたり投げたりはできないから。フォークギターでしっとり歌ってて駄目だったからロック系に切り替えたとか、ロック好きの少年だったのにデビュー曲は演歌だったとか、まあそんな方向転換もあるわけで。それでもやりたいと思う気持ちは判る。私にもある。

なんていろいろ書いてるのは、まあそれなりにショックなことがあったからです。ポジティブになりたいわ。

結局のところ何がやりたいかって、好きなものが書きたいというところが原点で。ならば今のチャンスを最後のチャンスだと思って今書きたいものを出し惜しみなく書くしかないよなと。これが最後になっても悔いが残らないように書く。初めの三冊を出した頃の私はそうだった。いつだってこれが最後だと思ってた。お金なんかもらえなくても書いてた。お金もうけたいとか、売れっ子になりたいとか、そんなことではなくて、やりたいことはただ小説を書くことだけだったはず。


初心に還りましょう。



アルフィーのコンサートに行きたいな。高見沢さんの歌が聴きたい。元気が出ると思う。あきらめない勇気が戻ってくるはず。あの頃の自分が思い出せるはず。……でもコンサートは一ヶ月ほど後にならないと行けないので、とりあえずライブ盤を聴いてみたりする。




さやぎ |MAIL

My追加