2002年08月24日(土) |
文字を書くのが・・・ |
パソコンを使うようになってから、めっきり文字を書く機会が減った。企画書や報告書などはすべてパソコンで作成し、ファックスでのやりとりは激減。替わりに増えたのがメールでのコミュニケーション。人によっては、スケジュールやメモなどもすべてIT機器で代用している人も多いだろう。こうなってくると、ますます手書きの文字を書く機会は減る一方だ。
そこで弊害が出てくる。急に手書きの文章を大量に書かなければいけなくなったとき、やたらと肩が凝るのである。学生時代にこんなことはありえなかった。想像するに身体の余分なところに力が入って、リラックスして文字が書けなくなっているようなのだ。もっとはっきり言えば、文字の書き方を忘れつつあるのかもしれない。それに心なしか字がヘタクソになったような気もする。(元々そんなに上手くはないけど)
やばいぜ、こりゃ。文明の利器に頼るのもいいけれど、それが人間の本質的活動に影響を及ぼすようでは本末転倒ではないか。でも、一旦グレードアップした生活を元に戻すのというもまた至難の業。うーん、どうしたもんだろう。
一番いいのは、手書きの手紙か日記を書くことだろう。しかし、これがまたなかなか書けない。元来、筆不精な俺なんだから。虎平太の日記が書けるのは、パソコンを使っているからなのだ。しかし・・・。
この際一念発起して、一丁誰かに手紙を書いてみるか。でも、俺なんかから急に手紙が来たらちょっと気持ち悪くない?
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