三文役者
やす



 人が人を愛することのどうしようもなさ

石井隆監督の新作。
自分はフリーズミー以降は観ていないので7年振りか。
足を運んだのは新宿シネマート。
やっぱり石井監督の映画は新宿で観たい、なんとなく。

喜多嶋舞さんと津田寛治さんの最後のシーンは凄まじかった。
どうしてこんなにもせつないのだろう。
何故こんなにも哀しいのだろう。

宣伝でヌードだとか性的描写ばかり謳われているのがもどかしい。
まぁ仕方がないのだろうけど。

ここまで心をかき乱される映画を撮れる人が、
今日本でどれだけ居るだろうか。

鬼才という言葉はこの人にこそ相応しい。

http://hito-hito.jp/

2007年09月21日(金)
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