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■ スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
三池崇史監督の和製マカロニウエスタン。 寂れた村での埋蔵金を巡る、源氏と平家と用心棒の戦い。 山形の山奥に組まれた巨大なセット、全編英語の台詞、時代劇にして西部劇。 錚々たる面々のキャストに加え、タランティーノまで参加。
ひと言で言ってしまうならば、これはもうお祭り映画。 劇場に入ったが最後、神輿に無理矢理乗せられた気分で、見届けるほかはない。 四の五の理屈をこねくり回して、細かい突っ込みを入れるのは野暮というもの。 そんなやつは平清盛に撃ち殺されてしまえ。
それにしても現場はどれだけ大変だったんだろうか。 香川照之さんは本読みの段階で地獄になると確信していたらしいが、 想像を絶するような過酷な撮影だったに違いない。
守りに入らず新たなものに挑戦した。妥協は一切しなかった、もう次はないと思った。 そんな監督の言葉のひとつひとつに、作品に裏打ちされた説得力を感じる。
http://www.sonypictures.jp/movies/sukiyakiwesterndjango/index.html
2007年10月26日(金)
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