ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。
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魔女の家から逃げ出して
夢の中で、魔女の家に住んでいた。魔女は、松田聖子(好きでも嫌いでもないです)に似ていた。魔女は、一見とても優しい。ケーキを作ってくれたりする。魔女の家はあたたかい。家具や壁紙の色もとても柔かい。まともな思考が働かず、わたしはそこでぼんやりと暮らしていた。
ある日、全身が白く輝いている少女に会う。彼女は言う、「ここにいては駄目。わたしについてきたら、必ずここから出られる。来て」と。わたしはぼんやりと彼女を眺める。白く長い髪。鬼ならば2本の角がある位置で、髪をひとふさずつ結んでいる。全身は青白い煙のようなもので包まれている。目は、薄いグリーンだ。わたしはぼうっとしたまま、差し伸べられた彼女の手に手を伸ばす。
彼女は悲しそうな表情になった。視線の先を見ると、わたしの手は灰色っぽく、というか薄墨色になって、床が透けて見えそうになっている。彼女は言った、「もう酸化してる。急がなきゃ」と。言い終わらぬうちに、彼女は見た目からは想像できないような強さで、わたしの手を引き走り出した。わたしの足がスピードに追いつかないのを感じると、ほとんどひっぱるようにして加速した。
いくつものドアを通り抜け、玄関へ。これを抜けたら、外。そのあたりで、奇怪な動物達が大声で鳴き始めた。魔女が、起きてしまう..とわたしは後ろを振り返り同になるが、少女は腰のあたりからたくさんの花をばらまき、動物達を大人しくさせてしまう。わたしは驚く。と同時に、この家を遠ざかれば遠ざかるほど、記憶が鮮明になり、生命力が戻ってくるのを感じた。少女はその気配を察知したのか、わたしを見てにっこりと笑った。「間に合って、よかった」その唇が、とても綺麗な珊瑚色だったところまでは覚えているが、その後どうなったかはわからない。
もうすこし寝てればよかったかな。
2002年05月19日(日)
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