憂色透明
憂々とし 夢現 筒抜で ウェア アム アイ 強引

2003年04月04日(金) 懐と書いてふところ

朝、ようやく例の帰国人にオカエリ電話する。てーか遅いね。
なんだか、うむ。気が進むような進まないような気分だったんだ。
電話は。心臓が潰れる。ような、何時もそんな気分さ。
再会の約束をする。これは楽しみ。

だいぶわかい頃のいたりでくさを初めて吸った時初めて見たのがフーカー(水パイプ)で、ガラスで出来たそれのあまりの美しさに目を奪われた。
それ以来、興味あるのはあくまでブツよりフーカーだという位。

ようわからんけど地方によってはシーシャ(←クリック)というらしく、なんでもいいけど兎に角それを買ってくるよ!と豪語していたのに思ったとおり忘れやがった。でもそういう処が奴のいいところだと思う。おみやげなんていらない。






<懐とかいてふところ>











夜、中学時代の同窓会。
女の子たちはみんな垢抜けて、一児の母だったり、警察官になっておったり。

3年次の担任だったN氏も来た。
彼はどうにもこうにも煮え切らない男で、くそまじめで、ハッキリしなくて、あまりうまく笑えなくて、結婚にあせっていて、自分でもそれを自負していた。教壇の上で。
かと思うと体育館で独りで唄を唄ったりして皆をシーンとさせるような、そんな不思議に熱い男であった。

あれから4〜5年がたって、今夜初めて少し腹を割って話してくれた気がした。
どうして教師になったのか。
親のこと。
幼少のこと。
この人すごいなと思った。

自分はあの時代あの場所にいてよかったんだ、と思えた。
行きたくなくて、でも自分は行く道を選んだ。
選ばなかったひとも沢山いる。
それだけの話。
結果的に言えばどちらがよいという事ではない。








懐とかいてふところ












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