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■ 高野連について
(今日は個人的コラムです) ちょっと前の小さいニュースだが、 むかっときた記事があった。 先ごろ甲子園で優勝した「日大三高」の優勝祝賀会を 中止するように高野連から通知があった。 理由は「高校生を英雄扱いにし、 間違った心情を植えつける」とのことである。 また、準優勝の「近江」も純粋な青少年育成を目指す 本大会の趣旨に反するため、 デパート主催の祝賀会を中止したという。
一体高野連というのは何様のつもりなのだろう。
1つは地元での優勝を歓迎したいという気持ちから、 祝賀会をするのであり、もしそれでもというならば、 高野連から地元に対して気持ちは受け取るけど、 高校生の将来のためにお願いします と下手にでるのが筋だと思う。 でも、ニュースを見る限り「通知」という 上から下へ言葉であり、 しかも祝賀会直前に通知したとならば なおさら地元に対して謝るべきである。 高野連の言う言葉は絶対であるという 態度がどうも納得いかない。
もう一つは純粋な青少年育成を目指すとして、 はたして高野連が行っている行為が 本当に青少年が形成されていったのかである。 それを調べるためには、高校野球をしてきた人が どのような人生を進んでいったのか を見なければならない。でもそのためには、 高校野球という狭い枠から外さないと、 真の青少年育成にはならないのである。 高校野球だけではダメなのである。
高野連は自分が健全な青少年が大人になった姿 を見せるべきなのに、殻に閉じこもり 高校野球という砂上の楼閣の王様気取りの ように見える。
2001年08月27日(月)
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