エンピツを読んで・・・
なかじ〜



 中選挙制についての私論

今日の日記は反論があるかもしれません。

つい最近選挙制度について、
公明党を中心に中選挙区制を目指していたが、
白紙撤回になった。マスメディアの報道からは、
党利党略であり、言語同断であるような論調であった。
たしかに党利党略であり、テロ問題や経済問題が
山積している中で選挙制度に時間を割くことは
許されない。しかし、どうも公明党が絡んでいるためか
感情論で中選挙区制を総反対をしている気がする。
本当に現行小選挙区制でいいのか?

そもそも小選挙区制の特徴として、
一つはメリットとしての選挙費用の軽減、そして
デメリットとしては2位以下の票が死票として、
民意が反映されない。しかしデメリットが
ありながらも導入した最大の理由は、
アメリカのような2大政党制を目指すためであった。

ところが、選挙費用が軽減されたという話がなく、
また2大政党制を目指す上で自民党と対比する
民主党が責任政党としての役割を果たしていない
ように感じる。以前の日記での述べたが、
参議院選挙で選挙の敗因として、
鳩山党首は民主党自体を問題にするのではなく、
小泉人気という風だからという話だった。

2大政党制を目指す方向に決まった時点で、
民主党における立場は非常に大きくなる。
しかし、どうもわかっていないらしい。
民主党が公明党がどうのこうのというのは
筋違いであり、きちんといつでも政権を
交代できる体制を整えるのが2大政党制を
目指す上で重要である。
しかし、相対する小泉首相によりつつある。
こちらの方が問題と思う。

マスメディアも感情論ではなく、
制度として小選挙区制が本当にいいのかを
考えるべきである。

2001年11月01日(木)
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