「よいこわるいこふつうのこ」
乾かない洗濯物を乾燥機に放り込んだら、街へ繰り出そう。久し振りに気晴らしがしたいから、どうでもいい誘いに一応乗ってみる。 わたしにはイイ友達とワルイ友達が居る。此処での良し悪しの基準は勿論「世間のいうところの」。昔、母親に両極端だと笑われても、わたしにしてみればどっちもどっち。その両極にわたしという人間は映っている。どちらかに染まり切る事も、切り捨てる事もなく。 噫、けれど、 模範解答にドロップキックを食らわしたい。 チャラチャラした小僧に小一時間ほど説教したい。 時々、交錯するようである。 |