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忘れられない1日。 - 2003年07月25日(金) 7月22日、友達の出産のお手伝いをするために 朝から病院に行きました。 彼女は帝王切開をする予定で、最初から生まれる日も 時間も決まっていた。 手術の間、上の女の子のお守りをするのが私の主な役目やってんけど、 今考えたら、私が5歳の女の子にお守りされてたかも(笑) わたしほんまに泣き虫でねぇ。 BABY STORYというテレビ番組を毎朝見ては 号泣してるくらいやから、もう病院に行って彼女の 身支度見てるだけで 「テレビと一緒や!」なんて少し興奮状態。 ベットにのせられた友達が手術室に運ばれ、 旦那さんも上から下まで手術用の服に着替えて、カメラを担いで 手術室に入っていったら、なんだか急に不安になってね。 女の子と一緒に、 「これから子供が生まれたらなんてこえかける?」 と話をしながら緊張をごまかしてた。 手術室の中は見れない、と思うでしょう?普通の常識では。 でも、ドアの小窓から覗くと、手術室の半分くらいは 余裕で見れたのである。 なので、椅子を持参し、子供をそこの立たせ、私もその背後から 手術の一部始終を瞬きするのも忘れるくらい真剣に見た。 その女の子は、手術シーンや注射されるシーンが大好きらしく、 本人のたっての希望で見学(笑) お腹から赤ちゃんが出たら、看護婦さんがすぐに赤ちゃんをもち 私たちが張り付いている小窓の前に赤ちゃんを連れてきてくれた。 そして目の前でお父さんがへその緒を切り、キレイに体を 拭いてもらい、体重はかったり、身長はかったりしてた。 さっきまでこんな大きな赤ちゃんがおなかの中に入ってたのか〜 と思うと感動(涙) そして大きな声で元気に泣くあかちゃんは健康そのもので 本当によかった。 号泣しながらカメラを回す私をみた女の子は、 「泣いてるの?わたしもちょっと涙が出ました」 とまた泣かすようなことをいうので、二人でおめでとうのハグをした。 これから生まれてくる弟にプレゼントするため、といって自分の おもちゃをきちっと包装して持ってきていた女の子は、 一生懸命、 「これ、プレゼントするの。早く出てこないかな〜かわいかったね〜」といって 嬉しそうに、赤ちゃんが出てくるのを待った。 そうこうしながら、手術室の小窓に張り付いて中を拝んでいる私の目の前に ナイロン袋入りの大きなレバー、もとい胎盤(やとおもう)を 持ってきた看護婦さん、そのまま目の前の棚にボンっと放置して去った(笑) びっくりしたわ〜、もう。 トータルで1時間くらいで全て終わり、無事に大仕事を終えた友達も 病室にすぐ戻る事ができた。 パート2に続く。 -
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