honey-cの日記...honey-c

 

 

悪夢の始まり - 2005年06月11日(土)


先週、子宮頸管が短いと指摘されたにもかかわらず、
アホな受付のせいで主治医とは連絡が取れず、
自主的に自宅で安静にしていた私。

その安静の仕方がどうも甘かったようで、
週末の夜、寝ようと思ってベットにはいると強烈なお腹の張りが
襲ってきました。

それまでもだいたい20分〜30分に一回は
張っていたので、同じようなものかな?なんて
思ってたけど、明らかに違ったのは
きっちり10分おきに襲ってくる張りと、1分間続く痛み。
その痛みは今までに感じたことのない感じでした。

やばい。何かおかしい。

と、とっさに思った私は、寝ていた旦那をたたき起こして
事情を伝えたけど
「気にするからあかんねん。リラックスが大事や」
などと言う旦那。
そら〜こんな時期に陣痛が始まるわけがないと誰もが思うはず。

でも本当に何かおかしいので、頼み込んで救急へ連れて行ってもらった。
その間も止まらないどころかどんどん酷くなる痛みに
冷や汗が出てきて、ほんまに怖かった。

出産予定の病院のエマージェンシーはなんと、妊婦専用だった!!!

おかげで1秒も待つことなく、速効処置室へ連行された。
すぐにお腹にNSTといわれる、赤ちゃんの心音を聞くモニターと
お腹の張り&陣痛を感知するモニターを付けると、
そのころには恐ろしいことに、5分おきの陣痛が来ていた。
痛みはきっちり1分間続く。

「陣痛って、時計みたいに正確やな、」

なんてうっすらと思いながら、その痛みに声も出ないまま
ハラハラと涙を流してうなっていた。

横で事の重大さにびびってオロオロしている旦那の
泣きそうな顔は忘れられない。

この時点で私はまだ29週6日。
絶対に産むわけにはいかないのである。

駆けつけたエマージェンシーの先生は、子宮頸管や子宮口の
開きをチェックしたりしたあと、私をそのままデリバリールームへ
運んだ。

「ここって、お産する部屋よね?」と思いながら
まだ産む気は無い私。先生もまだ産ませるわけにはいかないと
処置をしながら、万が一このまま破水してしまったら産まれる可能性も
ゼロではないので、未熟な赤ちゃんの肺の発達を促進するため
ステロイドの事を説明してくれたりとばたばたしっぱなしだった。

「陣痛を止める薬は、お母さんにも赤ちゃんにも非常に副作用が
きついので、まず違う方法で張りを止めることに専念します」といわれ、
点滴を入れて
そのままデリバリールームで朝まで様子を見ていたら、
なんとか陣痛の間隔が長くなっていき、朝方には危険をまぬがれました。
その間もNSTと内診で頸管が開くかどうか1時間おきにチェック。
結局その日は徹夜。旦那も徹夜。



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