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-懐かしいね-

カユキ
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2002年10月03日(木)
自分の脆さが辛い

あたしが『高校』という枠を超えたら

そこに何があるのか。

超えてしまったら、もう、なにも、・・・・・すべてが、――消えそうだ。



「興信所に依頼してでも・・・!」 そう、言いにくくなった。


半ば、わかっているからなのか、あきらめてしまったのか・・・

悲しいが、あたしには、なんの力もないのだ。


あたしはただの朦朧とした、過去にとどまりたがっているだけの存在なのだから。




一体いつまで、すがれば気が済むのかと、高らかに笑われちゃいそうだね。
一体いつまで、まつつもりだったのか、と、・・・・・。

それでも、いつまでたっても 貴女は『存在』というモノから外れたままだよね

そして、これからも―――・・・・。


ねぇ・・・ どうしたら、嬉しい?


+ + + + + + +


記憶に生きること、昔のよき時代を惜しみながら、あるいは死んだ友を悲しみながら生きることはよくない。人の思想は未来へ、それについてなすべきことのある事物へ向けられなければならない。このことは必ずしも容易ではない。自分の過去は次第に重みを増すからである。

ラッセル[いかに老いるべきか]