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氷砂糖

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電車内の痴漢
2001年06月29日(金)

高校・大学と通学に電車を使っていて、OLのころも通勤に電車を使っていたので、ときどき被害にあいました。あれって本当被害にあうと真っ暗な気分になります。ねんのために書いておくと、わたしは美人でもなければグラマーでもないです。単にぼうっとしてて大人しそうに見えるのだと思います。実際、被害にあっても次の駅でおりる、とか車両をかえる、とかしたことないし。助けてもらったこともないです。声をあげたこともないです。なんか恐くて気持ち悪くて、とにかく逃げることしか考えられない。思考能力停止状態。その後も一日中憂鬱。

でも数年前、ちょっと胸がすっとしたことがありました。単に女子高生が、「何やってんだよ、ばか!ふざけんじゃねぇよ、表に出な、おっさん!!」とか、大声で言って、ちゃんとつかまえて、駅員さんにつまみだしてただけなのだけど、ね。ちょうどそのころ「女子高生」が強くなってた時期だったと思うのだけれど、こういうときにも強く出られるのはいいことだよね、よかったよかった、と思ったのでした。いやな思いをするひとは減るほうが絶対いい。

さて。しかし最近TVで、痴漢でない人を痴漢呼ばわりしてお金をまきあげる、という女の人もいることを知りました。上に書いた女の子はそういうのではなさそうだったけれど、無実なのに痴漢として、いろいろなもの(信用とか職とか)を奪われ、人生を狂わされたひともいる、というのは覚えておかなくちゃ、と思いました。しかし、そういう風にされないよう、車内では気をつけてる男の人、というのもいるらしく、それはそれで大変かも..という気がしました。

とにかく痴漢、というのは言葉や概念の存在からしてごく普通に生活している人間からすると(男性にとっても女性にとっても)とても迷惑なもののように思います。嗜好としてそういうのが好き、というひとはまた別なのでしょうが..



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