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今日、車で実家最寄駅の近くを通った。このあたりには予備校が2・3軒ある。大学もそばにある。高校生や大学生の姿を見ながら、そういえば昔夏期講習を何度か受けたなぁ..と懐かしく思い出した。 中学生の頃は、模試を受ける程度だったけれど、高校生になってからは、予備校や塾の講習もいくつかとった。ふだんは家で、通信添削等で勉強していたけれど、夏は暑くて生活のリズムが崩れやすいから、ちょうどよかったのだと思う。 テキストが面白かったのと、講師の冗談に笑う男の子達の声に驚いた(中学は共学だったが高校は女子高だったので..岩を転がすような響きでこわかった)ことくらいしか覚えてないけれど。このあたりはあの頃から緑が多くて、帰りに木陰でアイスを食べたり、本屋さんで参考書を見たりしたのはよく覚えてる。 高校で受けられる講習もとっていた。私立文系だったけれど、社会があまり得意ではなくて、日本史をとっていた。授業だけでは1月までに近現代が終わらないかもしれない、ということで受けていた。そのときは「うー今授業で習ってるところとずれてて頭に入りにくいー」と思っていたが、1月にそのあたりを習ったときには、おお!これは覚えてる!と思い出せて嬉しかった。 気の合わない人と遊ぶより、性に合わない仕事をするより、得意科目の勉強をしてるほうがずっと気分がいい、というのは、大人になるまでよくわかってなかった(ちなみにこれはあくまでわたしの場合。気が合わなくても誰かと遊んだり、性に合ってない仕事でも勉強よりまし!というひとも世の中にはいるはず)。 だから当時はきっと、暑いのにいくの面倒くさいなぁと思ってたんだろうなぁ。受験がなければ、そんなに頑張らなかったような気がするし。かといってあのころが今より幸せだったか、というとそうも思わない。今には今の、あのころにはあのころの、いいことと悪いことがあるように思うから。
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