stray notes

氷砂糖

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2001年07月16日(月)

喜怒哀楽のうち、喜怒が少なく、哀楽の多い人生です。喜んでる時間より、怒ってる時間より、悲しんでいたり、ぼんやり楽しいなぁ、と思ってる時間のほうが断然長いです。情熱的とか、感情の起伏が激しい、というタイプでもありません。感情の幅や奥行きや深み、というのもとても未分化で、成熟してない人間だと思います。でもまあそれで困るってことも(本人は)とくにないのですが。

わたしはあまり声をあげて笑うことはありませんが、このとしにしてはとてもよく泣きます。悲しくなると、すぐにじわーと浮かんできて、ぼろぼろとこぼれてきます。涙腺がゆるいのでしょう。でも、ずーっとなきつづけるだけのパワーはないので、わりとすぐ泣きやみます。あまり、コントロールがきかないので、泣きたくない、と思っても出てくるときは出てくるし、泣いたほうがいいのかなぁと思ったところで、涙は出てこないです。

現実に何かあった場合でも、泣きますが、本や漫画を読んでいても泣きます。本の場合、とくにノンフィクションに弱いです。ちょっといい話系、一筆啓上とか、最後のひとことなんてのにはもう完敗です。街中だろうが店内だろうが車内だろうがもう駄目です(大体その場合周りなんか見えない)。でも、ドラマや映画ではあまり泣けないです、なぜか。これは役者さんが演じてるのであって、役者さんにはちゃんとべつの人生がある、だから大丈夫、とでも思っているのでしょうか。あと、WEB上で痛い人生の記録なんてあった日には、画面の前でべそべそ泣きながら読みつづけていたりします。だからどーするってわけでもなく..書き込みもせず通り過ぎたりするのですが。

べつに泣きたい、と思って泣くわけでも、泣きたくない、と思って泣くわけでもなくて、涙は勝手に流れてしまうのです。でも、目が痛いーとかなるときもあるので、もうすこしお手柔らかに頼むよ、と思うことはあったりします。また、泣かなくても、こころが痛かったり、しめつけられたりすることもあり、心の働きや、気持ち、感情については、わからないことだらけのまま、日々を過ごしています。





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