stray notes

氷砂糖

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2001年07月20日(金)

海の日なので、海について書こうかな..と思ったのですが、ぼんやりやーな気分になってしまいました。えーと過去に溺れたことがあるとか、大事な人を海で無くした、とかではなくて。

一番最初に思い出したのが、家族4人(父・母・わたし・弟)ででかけた海なのですね。お弁当を持っていって砂浜で食べたこと、砂が暑かったこと、危ないから、ということで父か母が交代でわたしたちを見ていたこと。波が荒い海で、あまり長時間いられなかったこと、帰りの電車、疲れたけれど、とても込んでいて座れなくて、弱ったわたしたちを見かねた父が、すみっこのほうにわたしたちをよせて、よっかかっていいよと言ってくれたこと。

べつにどうという記憶ではないんですが..後々、わたしの家族は解体してしまったので。どうもそのときの感情、みたいなのがすこんと抜け落ちてて。多分楽しかったんじゃないかなーと思うのですが、実感として思い出せない。

好きな人といった海、とかは、何の苦味もなく、そのときの甘さやせつなさを思い出せるし、痛くもかゆくもないのですが。一番最初に思い浮かぶ、家族といった海が、どーもあんまり感じがよくなくて。海の日、というと、恋人同士より家族連れのイメージが強いせいかな。どことなく、やーな気分になりました。

ちなみに海そのものはとても好きです。音も、色も、形も、手触りも。余計なことを考えず、ただそれだけを思っていれば、べつだん気分が悪くなることもないです。潮風はべたべたするから困るかなー程度で。





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