stray notes

氷砂糖

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あるできごと
2001年07月19日(木)

ある小さな図書館でのできごとです。女の人が室内を歩いてるとき、携帯に着信がありました。音量はふつうで、メロディが流れ始めました。女の人はあ・いけない、という感じで外に出るドアに向かって移動しようとしました。そのとき。

「○×▼●△×ここで携帯つかっていいと思ってんのかー!!!」
という、おじいさんの罵声が響きました(前半部分は聞き取れなかったので表記不能)。白髪で、肌のつやがいい、眼鏡をかけていて小柄なかたで、どこからそんな大声が出ているのだろう、という感じでしたが。女性が急いで外に出てからも、まだ何か叫んでいました。

声がやんでからも、しばらく室内がしんとなり、雰囲気が凍っていました。じょじょにとけはじめ、数分後にはほぼ元通りとなりましたが..。たしかに図書館では静かにするべきだし、携帯もOFFかバイブにすべきかもしれません。でもあそこまで大声で文句を言うのは..それはそれで間違っていることのように思えました。何か普通でない、異様な感じがありました。

どこから携帯を不快に思うかはひとそれぞれだし、周囲の時間や場所や状況を考えて使うべきなのは勿論なのですが。よくないことを教え、守るべきことを知らせるのも大事なことだと思うのですが。感情的でなく、雰囲気を壊す方法でなく、気持ちよくそういったことを伝えるのは難しいのだろうか、それとも、等々、考えさせられたできごとでした。





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