stray notes

氷砂糖

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ある理髪店
2001年10月27日(土)

いつ見ても、あまり客の姿が見えない理髪店がいくつかある。わたしが出歩いてるのが主に平日の昼間だからかもしれないが、どの店の人も暇そうで、生活は成り立っているのだろうか? と、余計なことを思ってしまったりする。

ある店は、開店前と、閉店後、店員が全員で輪になって「ありがとうございました!」だとか、「いらっしゃいませ!」の練習をしていた。体育会系というか..ちょっとこわいぞ。ある店では、その店の店長なのか、年配の、支配人風の雰囲気のひとが、白昼、ドアからぼーっと通りを眺めていた。それも、ちょっとこわい。ある店では、店員らしき男の子が、客用のまんがを座り込んで読んでいたり、モップにもたれて同僚とだべっていたりした。いーのかなぁ。客が入りにくくなると思うのだが..。

土日はそれなりにひとが入っているのかもしれないし、客が沢山いる理髪店、というのも見たことはあるのだけれど。この時代、こんな様子で生き残っていけるのだろうか、と思うような店も多い。首を傾げつつも、理髪店を利用しないわたしは、それらの店を横目に見つつ通り過ぎていくしかないのだが。



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