stray notes

氷砂糖

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菓子折りを買う場合
2001年10月28日(日)

駅から家に帰るまでに、和菓子屋さんがある。ショーケースにはおもちらしきものやおだんごらしきもの、お赤飯などがならべられている。店の奥は暗く、白髪のおじいさんが、椅子に浅く腰掛け、TVを眺めている。

いつ通っても、同じような商品が同じ数だけあるように見える。ちゃんと売れているのだろうか、古いものを売ってはいないだろうか、と不安になる。たまには和菓子でも食べようかな、という気分になるのだが、なんとなくここでは買う気になれない。

洋菓子やさんは、若い女の子が働いていて、店内は明るく、商品が少なくなったり新しいのが入ったりという動きもよく見える印象がある。パッケージも可愛いし、店に入りやすいしラッピングもたのみやすい。

すべての洋菓子やさんがそうだとは思わないし、すべての和菓子屋さんが先述のような雰囲気とは限らないのだろうけれど。現段階では、どうしても和菓子やさんより洋菓子やさんが親しみやすい。いい雰囲気の和菓子屋さん、というのも開拓してみたいような気もするが、近所で買う場合、しばらくは洋菓子やさんを使うことのほうが多くなりそうだ。



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