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氷砂糖

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花火
2002年08月03日(土)

夏の風物の中では、花火が一番好きかもしれない。

子供の頃は、夏休みなどに、家族と庭で花火をしていた。ごく普通の花火セットを買って、母が水をはったばけつを用意して..ねずみ花火とか、危なそうなのは父が担当。わたしが大きく光るのを恐がると、決まって弟が持つのを変わってくれた。おしまいのほうに、線香花火の小さなカタマリは、誰が一番長くもつか競争した。遠いけれど、わたしにしてはわりと鮮やかな記憶。

大きくなってからは、打ち上げ花火を、友人や好きな人と見にいくようになった。その場にいる人と、なんとなく連帯感のようなものがうまれる気がする。華やかなもの、面白いものには、やはり声もあがるし、拍手も出るし。皆でゆかたを着るのも楽しかった(わたしはこういうときでもないと着ないので)。

8:30頃舞浜駅あたりにいれば、年間通してTDLの花火が見られるだろうけれど。それだって綺麗だし、悪くないと知っているけれど。夏の花火は、やはりいいなと思う。終わった後の淋しさも含めて、いいなと思う。ずーっとあがっていてほしいとか、この時間がこのまま続けばいいとかは思わない。見るのが疲れるとか、周囲がうるさいとかいう意味ではなくて。1時間くらいしか、ないからいいのだと思う。そのときにしか、みられないのがいいのだと思う。

たとえ昔一緒にいた人と、見ることができなくなっても。そのとき見た、というだけでもいいのだと思う。今一緒にいる人と、この先見ることができなくなったとしても。見たことがある、というだけでもいいと思うと思う。

そんな花火が大好きです。



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