stray notes

氷砂糖

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閉店時間
2002年08月02日(金)

最近、少し遠くのスーパー(行くとしたら車かバスを使う)が、閉店時間を30分遅らせていることに気付いた。そういえば実家のほうのスーパーも、夏は1時間閉店時間を遅くしていたなぁ、と微かに苦く思い出した。

社会人3年目の春、母親が家を出て行ってしまったので、会社帰りにその店で食材を買い、料理を作るようにしていたのだ。弟が作ってくれることもあったし、ひとり外食ですますことも多かったけれど、あの頃は辛かったなーと思う。もともと料理も食事もあまり好きでないタイプの人間なので、精神的にも疲れてくるのだ。親が家事をしてくれている同僚が妙に羨ましかったし、兼業主婦にはなれそうにないなぁ、こういうのが苦にならないない人は偉いなぁ、と自分の要領の悪さに悲しくなったりしていた。

話を戻そう。そんな生活の中、夏は余裕をもってスーパーに行けるのがとても嬉しかった。残業があっても、あの店の明かりを見るとほっとした。お惣菜が残っていると、ありがたくて涙が出そうになった。そこに勤めている人たちは大変だったろうと思うし、なんでも遅くすればいいというわけでもないだろうけれど、あの頃は本当に助かっていた。1時間違うだけなのに、気分が全然違っていた。今もあの店は、閉店時間を延ばしているのだろうか。

結婚して住むようになった場所のスーパーは、もとから11時閉店だったので、その頃のことはすっかり忘れていたのだが。



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