わたしがたまに使うJR最寄駅の周辺には、駐輪場があまりない。あるにはあるのだが、駅ビルのお客様用だったり、駅から遠かったりする。そのせいか、駅前の広場は、駐輪場のようになっている。数人の管理人さんたちが、毎日整理してくれているのだが、連日あふれるばかりで、一向に片付かない。警告の紙をはって移動させたりもしているようだけれど、あまり量は減っていない。 以前そのあたりを夫と通ったとき、管理の人たちは、自転車のなかに集まって、下を向いて、何か話をしているようだった。「あの後姿とか、ポスターにすればいいんじゃないかな。皆、反省すると思うよ」と彼は言う。確かに、悲哀の漂う背中だった。「うーん。でも、実際不便だから。新しく駐車場を作るとかしたほうが建設的だと思うよ」わたしはたまに自転車を使うので、そうとしか言えない。一応、お客様用の駐輪場にとめているが、急いでいたら、このあたりにとめたくなるのは解かる気もするのだ。 それにしても。この暑い中、自転車は増えているのだろうか。減っているといいが、なくなってはいないだろう。管理の人たちは、大丈夫だろうか。
|