stray notes

氷砂糖

My追加

out of sight,out of mind
2002年08月23日(金)

たまに、地元で声をかけられることがある。中学校のときの下級生だったり、小学校のときの同級生だったりする。わたしは「誰だっけ? 誰だっけ? 誰だっけ?」と思いながら、必死でその場をやり過ごす。ときには冷や汗もので。

自分から、人を見つけることはあまりない。目が悪いせいもあるが、どちらかといえば、記憶がほとんど残っていないからだ。ずっと付き合いの続いてる人の顔や名前なら覚えているが、「なんかこのひと会ったことあるかも」程度では、声のかけようもない。

皆、脳の容量が多いのだろうか、と思う。だから、ほんのすこしのかかわりであっても、思い出すことができるのだろうか。わたしは「今後あまり会わないだろう」「このデータは必要なさそうだ」と思ったら、加速つきで忘れていく。そうでないと、新しく会ったひとの場所がない気がするのだ。理論上、古い記憶もどこかに貯えられているのだとしても、引き出すことができない。必要になったら、新しく覚えなおすしかない。不便な気もするが、そのほうがわたしはわかりやすい。

ほかのひとも、忘れてくれたらいいのになぁ、と思うことがある。思い出せないのは、申し訳なくてつらいから。そしてまた会うかどうかわからないひとを、覚えるのもかなり難しいから。




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