朝、背筋が寒くなるような夢を見たので、しっかりと布団をまきつけて、もう一度眠りに入りそうになった。が、時計を見たら起きないと不味い時間になっていたので、ぐにぐにと体をよじって起きた。ばたばたと食べて歯を磨いて着替えて化粧をして、荷物をつかんで外に出る。 駅までの道を歩きながら、今何分かな、と腕を見たら時計がない。指輪もするのを忘れていた(ちなみにこの時点ではわからなかったが、コンタクトケースも洗面所に忘れていた)。うー、と思うが戻る余裕はないので、歩く速度を上げる。結局昨日より数本速い快速に乗れた。ラッシュにもまれてるんだから、少しはやせたらいいのにな、と頭の片隅で思う。どうもコンタクトをしてると、周囲の人と目があいやすくて困る。できるだけ車内吊りを見て過ごそうと思うのだが、大体同じような位置の車両にいるのか、何度も同じ雑誌の見出しを読んでいる気がする。ターゲットとなっている年齢層と違うので、あまり面白くはないが、惰性で眺めてしまう。 今日は仕事で少しほめられたので、ほんのり嬉しい。帰りに最寄駅の桜をちらっと見る。人が凄いな。写真を撮っている人がたくさんいる。外人さんも多い。たしかに本当にきれいだけど、なんだか悲しくなってきた。来年も会えるはずなのに、いつまでもとどめられないことがせつなさを呼ぶのだろう。春夏秋冬、いつでも桜が見られたらいいかといわれればそれは違うのだけれど。 ほかには寄り道せずまっすぐ帰る。昨日ここに書いておいたのに、図書券の補充を忘れたので、本屋に寄る気になれないし。少しずつ懐が淋しくなっていることもあるし。それに何より、家事がたまっているので。今日は夕食作りが免除になったから、こういうときにしたほうがいい気がしたのだ。 洗濯をして、コインランドリーに持っていく。今日晴れてたのにな、と思うと勿体無い気もするが仕方ない。慣れたらもう少しうまく時間を使えるかもしれないし、使えなくてべつの方法を考えるかもしれないし。布巾を洗浄したり、アイロンがけをしたり、合間にネットをしたり。かわいたものをとりに行く途中、近くの小学校の桜を見た。こういうところの桜も可愛くていいなと思う。なぜかあまり淋しくない。間隔や種類がまちまちだからだろうか? 美しくないもののほうがほっとする? 昨日買った文庫は、珍しくゆっくり読んでいる。先が気になるというより、少しずつ楽しみたいタイプの本なのか、わたしが疲れてるのかはよくわからない。のってくると一気に読んでしまうほうだし。時間がかかるのは勉強系の本だし。そういえば図書館の本がたまっている。期限は2週間なのだけれど、どうもぎりぎりに読むくせがあっていけない。返さなくてはいけない本ほど先に読むべきなのに、つい買った本から読んでしまう。そう言うと、買いたくなるほど読みたい本なのだから、借りるまで待てる本より読みたくなるのは仕方ないのでは、といわれたことがある。なるほど。
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