図書館の棚を見ているとき、29歳と30歳を題材やタイトルにした女流作家の作品がちらほらあることに気付いた。わたしは、2002年3月で28歳になる。28歳になったら、29を、29歳になったら、30を読んでみようかな。 こっそりとそんなことを思ったが、必ずしも無事その年齢になっているかはわからない。でも、無事にその年を迎えていたら、とひそかに楽しみにしている。 しかし内容がはずればっかりだったらどうしよう.. * * * という文章を、27歳あたりで書いていたことを思い出す。実際に最近29歳になったが、現実に28のときに29、29になって30、という年齢の女性を書いた本を読んだか、というとそんなことはない。 今は20代最後の年だし、次は30になるのだから、なんとかもうすこし成長して、20代の自分よりは大人になっていなければ、と日々努力中ではあるけれど。時間を大事に使おうと思っているけれど。子供がいるわけでもなく、家事が得意でもなく、うちこんでいる趣味もなく、仕事ができるわけでもないわたしは、どう考えても同年代の女性に比べて、公私共に劣っている気がするので。周りと比べても意味がないし、参考にもできない気がするのだ。 というわけで、そういった本を読むことなく、ひたすら自分の中でだけ模索していくことになりそうだ。願わくば、40くらいになったとき振り返って、よかったと思える自分でいたい。時間的にも経済的にも肉体的にも余裕があり、安らかな心地で、そういった本を読める程度に。
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