stray notes

氷砂糖

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春のせいならいいのだが
2003年04月20日(日)

どうしてこんなに眠いのだろう? 最近、きちんと睡眠時間をとったはずの日にも、夕方から夜のあいだに無性に眠くなり、30分から1時間半くらいがーっと寝てしまうことが増えている。しかも夜眠れないことはないあたり、今までと違って不気味だ。以前は日中に寝ると、夜、寝付けないことが多かったのに。

仕事が変わって、環境や内容や人間関係が新しくなって、疲れてるのかな……それならしばらくして元に戻るのだろうけれども。からだやこころが弱っていて、眠りを異様に必要としているのなら、困るなぁと思う。春で寝心地良くてひきこまれる、というだけなら平和でいいのだが。

* * *

先日、耳の不自由なかたに施設の説明をすることがあった。最初はわからずに、普通の声の大きさとペースで話してしまったのだけれど、途中で申し訳なさそうに言われ、やっと気付き、ゆっくりはっきり丁寧に、少し大きめの声で話した。はじめから、こちらがもっと気を配っていればわかったのかもしれない。もっとよく見て感じなければ、と思う。その方はわたしの口元を見ていたようなので、ふだんからきちんと口を動かすようにしたほうがいいのかな、とも思う。気を使いすぎるのもよくないらしいが、たいしたことではないので、できることはこころがけたい。

* * *

人と付き合うとき、まずわたしはそのひとをぼんやりした雰囲気でとらえているらしい。判別や区分が苦手なので、カテゴリ分けもあまりできていない、というかしようとしても大雑把にしかくくれない。それでも外面は悪いほうではないから、こころ開かなくても、わけもわからないまま愛想よく応対していると思う。そのうち付き合いが長くなると、輪郭がさだまり、色が鮮明になり、形が把握できるようになる。そこから多少の合う合わないとか、あまり好きでないとか妙に惹かれるとかのふりわけが可能になる。そしてやがて大好きになったり、気に入ったりすると、こころの大事な場所にしまわれる。あたまのほうはあまり覚える力が強くないので、離れたり疎遠になったりすると加速つきで忘れていくか、忘れなくてもひきだせなくなるが、こころに残っていれば引き出せることが多い。

現実に会っていても、心通い合うまでいかなかったひとは、あまり記憶にとどまらない。実際は会っていなくても、心の一端にふれたことのあるひとは、比較的長く記憶を維持できる。わたしはそんな風に記憶を処理している気がする。



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