stray notes

氷砂糖

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浮気したくてもしない理由
2003年09月07日(日)

本日は美容院の話。結婚してから、1度スーパーの中に入っているお店に行った。そこはパーマのかかり具合に満足が行かず、駅近くの店に行ってなおしてもらった。そこで担当してくれたお兄さんの腕が気に入り、以後はその店を使うようになった。彼が病気で数ヶ月休んでも美容院を変える気にはならず、復帰を待った。それくらい、人柄も仕上がりも気に入っている、のだが。

たまに雑誌を見たり、ちらしを見たりすると、あ・行ってみようかな、という気になったりはする。実行しないのは、うーん、またはじめから話すのが面倒くさいから、かなー……。それに、なんとなくまたもとの美容院に行ってしまうような気がするし、とすると違うところに行ったのがばれるとなんとなく悪いような気がするし。あるいは行った場所を気に入って継続してそこにするかもしれないし、気に入らなくて美容院を転々としてしまうのかもしれないけれど。

担当のお兄さんの何がいいかというと、技術力も勿論だけど、会話が楽なのだ。雑学が豊富で、わたしのように話題がない人間でも間が持つのがありがたい。また、美容関係の専門用語にうといわたしが、しどろもどろに伝えるイメージを、なんとか形にしてくれるのも楽。そして彼は媚がない。変に誉められると気持ち悪くなるほうなので、お世辞抜きで、ときには厳しいことも柔かく言ってくれるところもいい。異性としての好みからはけっこうずれているのだけれど、美容師さんとしてはかなり好きなほうだ。

彼以上のひとに会えるかわからないし、会えたとしても楽しいかわからないし、というわけで、おそらく彼があの美容院をやめでもしない限りあの美容院を使うのだろう。しかしこんなことを書きながら、たまにふらりと旅先で美容院に入っちゃったりもするんだけどね。



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