stray notes

氷砂糖

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取り急ぎ、現状のみにて。
2004年02月05日(木)

子供のころからのよくない癖で、ストレスがたまると、爪をばりばりと噛み裂いてしまう。痛いし見た目も悪いしで、できればそうしたくないのだが、そうでもしないといたたまれなくなるのだ。大学に入ったあたりで、かなり治ったのだが、その後も試験前とか、仕事で何か提出しなくてはいけないとか、プレッシャーがきつくなるたびに再発してしまっていた。ただ、結婚してからはだいぶ落ち着いていたので、ここまでひどくなったのは本当に久しぶりだ。すこし光明が見えてきたので、快方に向かいそうだけれど。わたしはもしかすると、自力でストレスを解消するのがわりと苦手なのかもしれないな、とこの指を見ていると思う。

話は飛ぶが、今度飲み会がある。1月に退職した人の送別会だ。この方は、あまりひとに強い興味を持たないわたしですら、素敵な女性だなぁ、感じもいいし大人だし、と好感をもって惹きつけられるような方だった。が。いなくなった当初はけっこう淋しかったものの、いなくなって時間がたったら、すっかりいない状態になれてしまい、どれくらいの距離感で接すればいいのか、まるでわからなくなってしまった。わたしはけして切り替えが早いほうではないと思うが、いったんつながりが切れてしまうと、もういちど縁を結ぶのがひどく難しくなってしまう。まあ、お酒は大好きなので、話は適当に場の雰囲気に合わせて、ひたすら飲んでいればいいか。

また話は全然違うけれど、最近通勤時に読んだ本の中では、三浦しをんの小説が意外と面白くて楽しめました。このひとのエッセイを先に読んでしまったので、そしてそれが妙にツボだったので、小説はどうかなー? とおそるおそる読んでみたのですが。いやー、みなおしました。というかみくびっていた、というのかな。あれだけ読みやすく笑えるエッセイを書けるということは、文章力やことばの的確さはもとからあるひとだったってことですもんね。そうそう、エッセイに関しては、一応老若男女に読まれて大丈夫だと思うけれど、とくに1970年代半ば前後生まれで、ちょっとでもオタクっけのある女性なら、大概わかるんじゃないかなぁ、あのノリ。しかしわたし、そういえばこのひとのデビュー作は読んでないんだな。今度図書館で見かけたら借りてみよう。

明日から読みはじめるのは、角田光代というひとのエッセイ。またエッセイ→小説の順になってしまうのだな。今度はあたりと出るかハズレと出るかどっちだろう。と、こんな感じが最近のkoiの現状です。



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