stray notes

氷砂糖

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忘れていたいことを思い出さなくてすむように。
2004年09月20日(月)

本日は暗くて黒い話なので、そういうのが苦手なひとは読むのをやめましょう。

わたしは自分と弟と父をすてたハハオヤを、今でも根深く根強く恨んでいるようです。憎しみは心にもからだにもよくない、というのは理屈でも実感でもわかっていることなのですが、簡単に許せるならはじめからそうは思わないわけで。

なんとかこの問題を、自分のなかで消化して無くしたほうがいいんだろうな、ともたまに思うのですが、どうにも気が進まず、手をつけるのも億劫で、高い棚にずっと置きっ放しの状態です。

この件について考えると大体調子が悪くなるので(根本的な解決にはなっていないのですが)、とにかく忘れておき、できるだけ思い出さないよう気をつけています。だから。思い出しそうなものには、極力近づかないようにしたいのです。

ハハに似た女性と関わるのを避けます。その女性がどんなひとかは関係なく。ハハと同じようなことをしてる女性と関わるのもやめます。見聞きしたり、読んでしまうことを避けます。申し訳ない気もするのですが、吐き気や気持ちの悪さを我慢してまで付き合う余裕はないのです。

人生の持ち時間は限られているのだから。できるだけ好きなことでみたし、嫌なことからは遠ざかっていたいのです。いつまでも逃げるわけにいかず、いつかは向き合わなくてはいけないとしても。そのとき後悔するとしても。

いまは心を守るため、忘れていたいことは、思い出さなくてすむように。



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