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通勤途中の暇つぶし
仕事の帰り、電車で。ふと気がついたら、その車両にのっていたわたし以外の人間全員(といっても4〜5人)が、携帯電話の画面に向かってかたかたとゲームかメールをしていたことがある。わたしはこっそり(うわぁ)と思った。怖いとまではいかないが、どことなく薄気味悪いというか。感じ悪いとまではいかなくても、あまりいい雰囲気ではないというか。
以前はたしかにそう思っていたはずだ。が、最近図書館で読みたい本がなかなか回って来ず、買いたい本もとくになく、手持ち無沙汰な時間が増えた。ら、自分もPHSでぱちぱちとメールを見たりネットをしたりするようになってしまった。それまでもH"でネットしたことがないわけではなかったが、旅行に行ってPCがなかったときに使った程度で、ふだんはほとんど見ていなかったのだが。
はじめてみると(帰りはともかく行きの電車は込んでいるので)、文庫本よりかさばらないし、気になるところがすぐ(つまり立ち上げたり起動したりなしに)読めることに馴染んでしまった。現在だんだんまわる場所や回数が増えつつある。いまのところ番号を押すスピードよりはキーボードをたたくスピードのほうが早いし、大きな画面で見たほうが目にはやさしいので、PCを使わなくなることはまずないだろうけれども。以前より抵抗もなく、依存傾向は強まるいっぽうだ。それでも通勤途中にしか使わないので、意外とパケット代はたいした額にはならず、無料通話分のなかで賄えている。
enpituでもいくつか、IDや名前で飛び、読んでいることもある。お気に入りのHPをチェックしてみることもある。また、自分のHPのログを見ることもある。古いものは面白い。内容が、というより、へーこんなこと考えていたのかわたし、という意味で面白い。長時間使おうという気にはならないが、暇つぶしにはちょうどよい。ここにある文も、誰かの暇つぶしになったらいいなと思ったりする(時間をかえせと言われたら困るが)。こんなわたしの文でも、待ち時間を紛らわすことにでも役立てればうれしい。
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