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ひとはひとのなかに
いるべきなのかもしれない、と思いました。久々に職場へ行ったら、どことなく生き返るような気がして。最近風邪をひいて、家にいることが多かったのですが、どうも体が弱ると気も弱るのか、暗いことばかり思い浮かんでいたのです。
同僚と話したり、後輩とランチに行ったりしたら、なんだか何を鬱々としていたのだろう、という気持ちになりました。月初めでもあるので、決まった仕事をこつこつしてたのもよかったのかもしれません。あー、人間、社会に出て働いていたほうが、あまり変なことを考えずにすむのかもなぁ、としみじみ感じました。
休むことも大事だし、ひとに会うのが苦手なひともいるし(わたしも得意ではないですが)、無理はよくないと思います。でも。ずっと家に閉じこもるより、たまには外に出て、何かのために動くこと、というのは心身にいいことなんじゃないかな、と……。
もちろん働いてるとイヤなこともあり、過度にたまればストレスになることもあるけれど。ひとの笑顔や、何気ない話に和んだり励まされたりもあるし。自分の力で役に立つことがある、というのも、報酬が与えられるのも、とてもありがたいことのように思えて。
専業主婦でいた期間も別種のしあわせがあったし、今も働いているとはいえパートなので、そう大きなことはいえないけれど。誰もがある程度好きな、働きたい職業につける世の中になれば、もうすこし生きやすくなるひとがふえるんじゃないかな……と思いました。そのためには、と考えると、わたし程度の頭は止まってしまうのですが。
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