スイッチ。
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2004年08月12日(木) |
オーバードライブ。2 |
やばい‥ さとみたちが二人きりっちことは、 あたしとむっ君も二人きりやん!!
あたしはしばらく座り込んで考えた。 波打ち際にうずくまってるむっ君の姿が見える。
むっ君とこに行くべきなんか、行かないべきか‥
しばらくしたらむっ君の姿は暗闇に消えた。 おるんかおらんのか、見えんくなった。
とりあえず、近くまで行ってみることにした。
むっ君らしき人がおった。 でも、確信もてんくて話しかけきらんかったあたし。(汁
むっ君は、あたしの気配に気づいたらしく立ち上がった。
「寒ぃ‥( ´△`)」 「え、あたしは涼しいけど‥風邪引いたんやない?」
「かもー‥少し頭いてぇし。さらにねみぃ。」
むっ君は最近遊びまくってるらしくほとんど寝てないらしい。 タフやなあ。。 「ありゃ‥大丈夫?」 「うむ‥とりあえず花火片づけようかね。」 「うん。」
花火を片づけよると、まだやってない花火を発見。
「まだ、やってないのがあったみたい。」
「ん、どんなん?」 「あのボンボン打ち上がるやつ。^^」
確かコレも手持ち花火やなかったはず。 ちょうど2本あったけん、二人でやることに。 10連発くらいする花火で、夜空に向かって二人で打ちまくった。 めちゃくちゃキレイ。
花火を終えて、むっ君はやっぱりきつそう。 テンションかなり低い。 こんな状態で何話したらいいかわからんかった‥(苦
「あたしレオ君たち探してこようかなあ。」
むっ君は何も言わない。 さとみとレオ君とのこと知らないらしいけど、絶対感づいてるよね‥
「レオ君、携帯持ってるよね?連絡したら?」 「うむ。」
トゥルトゥル‥
「レオ?まじ限界‥家帰る。」
「うん、じゃぁ駐車場んトコで。うん、うん。はーい。」
「駐車場のトコで待ち合わせた。」 「そかぁ、んじゃ行こうか。^^」
さとみたちの靴やバッグ、花火のカス?を持って歩く。
「花火持つよ?」 「ううん、大丈夫。^^」
むっ君はさりげなく優しい人だって思った。
二人とも靴はいていけばいいのになぜか裸足で駐車場を目指す。 むっ君は足の裏怪我しちょるらしく、歩きにくそう。
「足、大丈夫?」
「うん、大丈夫。足の皮分厚いけん。痛くない。」 「いいねー。あたし痛い。とくにアスファルト!(×_×)」
何話したかよく覚えちょらんけど、 無言になったりはせんやった気がする。 それだけは、ヨカッタ。
駐車場についてもさとみたちの姿はない。
「あれー。あいつらのが先ち思ったんに。鍵オレが持っとけばよかったー。」 「あたしはウチらのが早いち思いよったけど。(笑」
「だってレオが持ってる鍵の鈴の音聞こえたやんか?」 「まーそーやけど。(笑」
「レオ、ごめん。」
そういうとむっ君はレオ君の上着敷いてアスファルトに寝ころんだ。 かなりキツそうだ‥
あたしもとりあえず寝ころんでみた。(ミラーリング?(何
すると、めちゃくちゃ星がキレイに見える。
「うわっ!!めっちゃ星キレイやし!!!」
一人興奮するあたし。
「んぁ、オレんとこからは見えん。」 「むっ君とこはちょうど木で覆いかぶさっちょるけんねぇ。^^まじキレイよー。」
「ここ、流れ星流れるよ。」 「そーなん!?」
「しらんけど、これだけ星が見えたら流れてもおかしくなさそーやん?」 「まぁねぇ。(笑 天の川とか見えるんかなあ?」
「見えるんやねーの?」 「まぢで!?アレ7月7日限定やないん??」
「そりゃ違うやろ。(笑」
途中、車にひかれそうになりながらも 寝っ転がって天体観測。 「小さい頃さぁ、寝ころんで白いチョークで身体の周り囲いよらんやった?^^」
「は?どういう遊び?」 「なんか死体みたいな感じよー!」
「んははっ!!したことねーし。(笑 なんちゅー遊びしよったんよ。(笑」
結局ロマンティックな話とかできないあたし。(苦笑
さとみとレオ君が到着して、死体のように寝転がってるあたしたちを見て 本気でしたいと思ったらしい。(おぃおぃ。笑
帰りは赤信号でも青と間違えて進んでしまうというレオ君の運転で さとみん家まで送ってもらった。
「ありがとう。気をつけて帰ってね。^^」
「おぅ。^^」
「今度こそレオに部屋片づけさしておくけん☆」
「なんで俺が!?Σ(´△`)」
「「レオ君頑張ってねー。(笑 楽しみにしとくよ。^^」」
「やけん、なんで俺!?Σ(´△`)(笑」
そうやって、4人で遊ぶ2回目は終わった。
まだまだむっ君は「レオ君の友達」っち感覚やけど あの重低音の声とか優しそうな目元はとても好きなのです。。
普通に、タイプなんだよね。 さすがあたしの好みにあわせて紹介してくれただけあって。(笑汁
もっとむっ君と仲良くなりたいなぁ。 ってか、友達になりたいっ!!
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