スイッチ。
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1時頃中村サンの課題終了。 二人ともお腹が減ってシヌとこやったけん、 前々から中村サンが気になっちょったお好み焼き屋へ行くことに。
やっぱりチャリはあたしがこぐ。
お店に到着! なんと夕方からしか営業しちょらんやった‥ ‥珍しい店だ。
仕方ないけんそのままあたしは家に帰ってチャリを置いてくることに。 あたしが到着次第また合流することになった。
暑い中必死でチャリをこいで家を目指すあたし。 一分でも一秒でもいいから早く着きたかった。 でないと、中村サン待たせたらコロされる。
家について荷物おいて、中村サンに電話。
「お、お前もう大丈夫なん?出れるん?」
「ウン、だいじょーぶ。。(息切れ。」
「お前、家におるん?」
「ウン、そーばぃ。」
「んぢゃ家の近くまで行くわ。」
「ほーぃ!」
冷蔵庫にちょうどあった 中村サンの大好きなカルピスを片手に ウーロン茶を飲みながら家を出た。
タイミングよく中村サンの車。
「えー車乗らんでくれーん?(笑」
どうでもいい意地悪なことを言ったと思う。 それに反応するほど元気やないし‥バテバテよ。
「あぃ、カルピス!」
「おーっ!サンキュサンキュ。^^」
「あつぃねー。(´△`)」
「わざわざ買ってきてくれたん?」
「いや、買う暇とかないやん?」
「はぁ!?買う気とかない??」
「違う、買う時間とかあるはずないやん?家にあったけん持ってきたよ。」
「ありがとね。^^んめー。オレ カルピスと原液さえあれば生きていけるねー。(笑」
「うわ‥(笑」
「将来確実に病気になりそうやけど、、(笑」
目指すは津屋崎! 地理感覚のないあたしにはいまいち津屋崎がどこかわからんやったけど 久しぶりに海に行けるだけでワクワクしちょった。
他愛のない話しよったらあっという間に津屋崎に到着。 そこから羽鳥サンのおすすめの絶景ポイントへと向かった。
しばらく歩くと、 海だ、海だ、海だー!!!!!!
高台から眺めるその景色は本当に美しかった。 とにかく感動しまくった。
帰りは行ききた道と違う道から帰った。 そこは木のトンネルみたいになっちょって トトロとか出てきそうな勢いやった。
「トトロとかでそうやね。^^こーいうところすごぃスキ!!」
無邪気に喜んでしまった‥ これでもハタチです。(汁
「おー、そうやねー。^^」
「絶対免許とったらまた来る!」
「お前、道確実に覚えてなかろーが。(笑」
「う゛ぅ‥でも来たいもんー。」
「そんときはオレがナビしてやるよ。^^」
「おぉー、いいねぇ。^^」
「そういう点ではオレA型の子があうんちゃね。」
「ん?」
「こーいうとこに連れてきたら素直に喜んでくれるっつーか。^^」
あたしA型。 中村サンO型です。 中村サン的にA型の子かB型の子があうらしい。
「そーかなあ?中村サンにはB型の子のがあいそー。ちかとか。」
少なからずあたしは中村サンに普段気を遣っとるんよ!!(苦笑 あわせてる部分って多い。 というか、未だに中村サンのこと少し怖い‥
そのあとまんが倉庫?とかドンキホーテとか行った。 びっくりドンキーで遅い昼食を食べた。 ドンキー初体験です。 ハンバーグおいしかった。
親子水入らずの海への旅はこーして終わりました。
「みずきチャンが図書館につきあってくれたのがよかったねー。」
「でも、べつに何もしちょらんよ?」
「いや、オレが誘ったとき断らんでくれたきさあ。^^断られちょったらやる気なくして絶対勉強とかせんやったしね。」
「そーなんやあ?」
「おぅ、まじありがとーね。^^」
「いや、こっちこそ素敵なところに連れて行ってくれてありがとう。^^」
7時半過ぎ解散。 あたしと中村サンの関係は「友達」ではないらしい。 友達に言われた、、 どっちかというと、やっぱあたしは下僕なんやろなー。
ふぅ。
とりあえず、明日 ちかと中村サンが会うみたいです。 こっちもドキドキ。
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