2002年12月05日(木)<<<父性
私の根本的な反発心というか、反抗心は、父性に向けられてるんじゃないか?
なぜ急にこんな事を思うと、 私はだいぶ前からMSNジャーナルにはまってます。 いろんな人のコラムを読むんだけど、 なんと言ってもお気に入りは田口ランディさんです。 田口さんのはバックナンバーをあさって読みふけってます。 もうすぐ、全部読み終わっちゃう、しくしく。 順番吹っ飛ばして興味のあるタイトルから読んでいるんだけれど、 今日さっき読んだのが「私は父性をもちたい」っていうタイトルのコラム。
締めくくりの一言に、田口さんは「私は父性を持ちたい」という。 私は、 そうは思えない。 しかしそれを否定するには、なんだか彼女の考えがしっくりときて、 今私の置かれている現状にいっちして、 あぁ、そうゆうことなのかもな、と思ってしまったわけだ。
友人の中で「2択」を私に課す人がいる。 てか、今一番しんようできる人は皆そんなことを言う。 それは母性と言うよりは、父性的な考えだと思う。
私の中に父性のはっきりしたイメージは、このコラムを読むまで無かった。 しかし、母性はしっかりをしたイメージで私を甘やかす。 母性は聖母マリアのイメージ。 暖かで優しい光で、私の侵した罪すら包んで溶かして浄化してくれそうな そんなイメージ。 まぁ、現実的に言うと甘やかしてくれると言うイメージ、かな。 私が間違ったことをしても、約束を破っても、 それをまだ許してくれるのが母性。そんな感じ。 そして今の日本社会は圧倒的に母性社会だという。 うなずける。 だって、私の中に父性のイメージがないんだもの。 これを見ている人の中には、あるのだろうか? とりあえず、家の父親はあまり家に居ない。 土曜日曜に帰ってきては、ゴルフに行くか、競馬を見てるか。 たまに競馬を当てると何か買ってくれるし、 機嫌のいい日は車で買い物につれていってくれたりもする。 しかし平日、家に帰ってくることはなく、 会社に泊まるか、会社から近い自分の実家に泊まるかで、 そんな父不在は今すんでいる家に引っ越してから、今でも続く。 私はまだ、前すんでいた家とか、 そのときの生活の記憶があるけれど、 それでもやっぱり父親は帰りが遅く、すでに幼い私は寝ていたので、 やっぱり父不在、といういう思いでしかない。 私でこんなんだから、 物心ついてすぐに今の家に来て、完璧な平日父不在を経験し続けている 私の妹は、果たしてどうなのだろう。 もしかしたら私以上に、父性をイメージできないかもしれない。
さて、それで今。 私の目の前に現れたのは父性を持つ友だち。 最近日記によく登場する気まずいままの親友、Hだ。 Hは明らかに父性の子だ。 それは彼女の生い立ちを考えても、容易に想像できる。 彼女に、今、父親は居ない。 彼女がまだ小学生だった頃、離婚したと聞く。 今も、彼女はその実の父親とあったり、交流はしているのだろうが、 それでも私からすると、彼女自身が「父親的」存在である。 彼女は今、 自分の母親と、兄弟を、守ろうとしているように見えてた。 それは、私の思い過ごしではなくて彼女もそう決意していたという。 見上げた根性だ、やっぱりこの子には敵わないね。 そんな「守る」という、そこら辺の意識がとても父親的。 そしてなにより、厳しい。 甘やかすなんて事はしてくれないのに、 それでも根底に愛情をしいて厳しさを突きつけてくる。
それが今回は「2択」だった。
私はほとんど初めての父性に反発を覚えた。 そりゃそうだろう、いきなり親友が父親のような威厳で 私に選択を迫るんだ。 それも、かなり、究極の厳しい選択。 まえも書いたけれど、私は自分で選ぶのが苦手だ。 常に、周りの気配を伺って選んで生きてきた。 そうゆう、臆病な選び方しか、してこなかった。 だけど、彼女は私が私の中で考える意外に出口のない そんな選択をまかせるんだ。 正しい方と間違ってる方は、明らかに見てわかる。 でも、選ぶのは私だという。 正しい方を選びなさい!というならまだ楽なのに。 まして間違ってもそれを包み込んでくれる母性は無い。
そして結局、私は昨日の夜。 間違った方を選択した。 彼女は、親友は、私と距離を置くことを決めた。 私は、それでもすがりつこうとしている図太さ。 母性が育てた私の神経には、父性を拒否して わからない!と叫ばせることしかできないのかな。 いや、わかってはいる。 理解してはいる。 ただ、ものすごい自分にもわからない反発心で 私は間違っている方を選択した。
この反発心はいつ消えるのだろう。
幸か不幸か、今側にいる友人も1人、父性的な人が居る。 その人はちゃんと男で、見た目もパパさんてきだから、 まぁ、Hよりはしっくりと「父性」って感じがする。
私はこれから、その人と交流しながら、 ゆっくりとでも父性とのつきあい方を学ばないと、と思う。 そうやって父性とうまく付き合ってくことができたら、 私はまたHと一緒に歩けるのでは・・・と思う。
その辺なんだと思う、この反発心は。 今までの母性とは違うものが、 母性に囲まれてやってた私相手に、いきなり迫ってくる。 私は、それが何を言いたいのか理解しても とにかくそんな訳のわからない、 しかも甘やかしてもくれないものからは、遠ざかろうと逃げを打つ。 そこだ、とおもった。
この解釈は間違ってるのかもしれない。 でも、今は少なくとも、そう思う。
私の中には甘えとも言える、強大な母性が宿ってる。 私は母性の人だ、けして父性を完全に理解することはできないだろう。 でも、うまく付き合っている方法くらいなら、学べるよね。 ソコまで意固地な子にはなりたくないよ。
だから今でも修学旅行で、 私の膝に寝たHの重みを思い出して こんなに愛しくおもって、その存在を捨てきれないのは よくもわるくも、私の母性が作動してくれたからなのかな。
しかしいろいろ言ったけれど まだHの出した2択の「正しい答え」を選べない。 弱さと甘えと反発心の結果だろうけれど、 今、こんなに泣いたり悔しく悲しい思いをするなら どうしてあのとき選べなかったの? と思う反面、 選んでいたらそれは私じゃない、とかいうよくわかんない 自己主張まででてきて、頭の中はぐちゃぐちゃです。
もう今日はテスト1日目で、これから1週間弱続くのに、 私の頭の中はHの事でいっぱい。 隙間を詰めるようにして、遊びやバイトがひしめいていて、 端っこに空いたピアスホールくらいの穴に、 勉強って言う重たい飾りくっつけたピアスつけたみたいで、 なんか痛いような引きつるような、 そんな感じが嫌でとりあえず勉強を先に片づけようとおもった。
しかし私はピアスホールあけたことなんだよね(笑) 来年、大学受かったら、今の厳しい高校への反発であけるかも。
あ、 私の高校も絶対父性だ・・・ だからあんなに私の肌に合わないのかもしれない・・・(泣)
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と、 上で一回書き終わったんだけどまだ書き足りないのか私は。 なんで最近こんな急に言葉が溢れてしまってるんだろう。 ほとんど取るに足りない自分のことなのに、 書かずに入られない。発信とかそうゆうレベルじゃもう考えられない。 私は、どっかおかしくなったのかな。
でも思い当たる節は、親友Hと仲違いしてる今、 学校でしゃべる人が居ない・・・訳ではないけれども。 居ることはいるが、なんだか話しかけるのに躊躇してしまうので、 そんな悩むのは面倒で、結局黙って机で勉強している方が楽なのである。 そうはいっても、このままHと仲直りしないなら、 なんとか誰かと仲良くならないと、来年もまた1年同じクラスなので、 ちょっとそれはキツイし淋しいよな・・・ とにかく まぁそんなわけで学校でしゃべらないから 言葉が自分の中へ中へと、どんどん貯まってく感じ。 中へ中へ、そうやってるうちに、私は自虐的になって、 さらに中へと自分を掘り下げ、傷つきながら掘り下げ、 勝手に傷だらけになって泣いてる自分ができあがる。 でも、 そんな私を見ても、多くの人が自分でやってることだから、とか 「悲劇のヒロインぶってるんじゃないよ」とみるだろうことは 何となくわかってたし、 昨夜よくも悪くも、やっぱりそう見えるんだと言うことを聞いた。 ショックだ。 私はそんな格好悪いナルシストみたいな女にみられてたのか・・・ と、まぁ 中へ言葉を貯めるとあまりよくないんです。 吐き出したいときにできるだけ吐いた方がいいよね・・・ とかなんとか自分を言いくるめて、 かきすぎだよ!ってくらいにここに言葉をぶつけてる。
私テスト前にコラムとか、そうでなくても小説とか、読まない方がいいんだよね。 なぜかというと、私のその中へ入っていった言葉が、 わさわさと移動し始めて、私はどうにも落ち着かなくなる。 違和感? 違和を受け入れて、自分の物にするんいは結構な時間がかかる。 だから、その違和をテスト前なんかに飲み込んでしまうと、 私はそのワサワサを取り除くために、 こうやってどうでも良いことを書きなくったり、 時に大音量のヘッドホンで音楽聴いたり、 もしくはだだ単に布団に顔押しつけて号泣するか、 声も出さずにベランダに突っ立ってしくしく泣くとか、 まぁ、とにかく端から見たらアホかアブナイ子みたいなことしないと、 私はその違和を取り込めないんですよ。
バトルロワイアル読んだ日は最悪だったね、 泣きながら読んだけれどそれじゃまだ飽きたらず、 散々HPにいろいろ書いたし、日記にも書いたし、 夜は夜で星ながめちゃったり、日本酒買ってきて飲んでみたり。 村上龍さんの本も、 私にはかなり強烈な違和らしく、なかなか取り込めないで苦労する。 まずだいたい、内容を把握するのが難しいし、 なんであんな言い回しや表現なのか、どうしてこう話をつなげるのか、 わからないとか思いながら、でもなんかは感じてるようで、 頭の中はぐるぐるしてきて、もう、一服しなきゃやってらんないね。
とかまぁ、はなしがそれたけど、そんなわけで。 今、テスト前だから本が読みたくなってもマンガでおさえてる。 なのに! 私は馬鹿だから田口さんディさんのコラムの読み過ぎで、 なんだか全身さわさわして落ち着かない。 今日、1時間くらいしか寝て無くて今も超眠いはずなのに、 なんだか違和のせいで興奮したのか眠気が消えた。 これはまずい。
田口さんも、最近私のに多大なる影響と違和を送り込んでくる人。 こんな方のコラムなんかいっぱい読んじゃって。、 もう何がなんだかわかりません。 眠いのか、もっと読みたいのか、熱があるのか・・・わかんない。 この全身のしびれみたいな焦燥というか、 とにかくサワサワって擬音がぴったりな感じの何かを、 リサはどうにかしたくてこんなに書いている。
あぁ、でもまだサワサワする。
けれど明日のテストへ向けての今夜の1夜漬けにそなえて、 そろそろ眠気はないけど寝なくちゃ行けない。
明日は国語と倫理、どっちも高得点ねらえる教科! がんばれ、打倒みやしー!←クラストップの子 |