2003年03月05日(水)＜＜＜息が出来る頃迄
椎名林檎さんの「おだいじに」の。一節。
今、息ができなくて、もがいてる。
煙草のフィルターを通して息してる。酸素吸入器？
昨晩は、サイレースを舌の下で溶かして服用、とかいう違反なことしたら
目覚めが最悪で１６時間寝てやっと立ち上がれた。
立ち上がってピアノのお稽古から帰ってきた妹が独りは淋しかろうと、
リビングに降りて、ついでに暖かい珈琲が飲みたくて、
妹と二人でいたら電話が鳴った。
あの、学校で仲違いしてる親友からだった。
テストどうするの？って聞かれて、
リサの心拍数は急上昇。その後の、
「明日国語だけでも来たら？得意教科でしょ？」って
その一言で、その一言が優しくて、リサは体震えてたけど、
でも貴女のこと怖くない、って思えたよ。
それで親友に、ずっと言えなかった対人恐怖のこと言った。
ずっと言えなかった。
他人が怖いなんて、恥ずかしいじゃないか。
恥ずかしかったんだ。って思った。
だから私は誰にも言えない恐怖を抱え込んで、
最近ぶっ壊れぎみなんだ。抱えすぎたんだ、そう思った。
親友は怒らないでいてくれた。
学校に行く約束も、禁煙の約束も、守れないでいる私を。
怒らないで「なんで今まで言ってくれなかったの？」って言ってくれた。
ごめんね、ありがとう。
私達お互い大好きなのに、自分たちのこと話すのを躊躇いあってたね。
親友も先週、パニックを起こして母親の前で泣いていたらしい。
私は彼女が心配だ。
それを聞いて、すごく心配になった。
学校でのあの子は、私以外の子と仲良くしゃべって笑ってるから。
それを見ていて、私はすごく淋しいけれど、
でもあの子は私がいなくなっても安心だって、思ってた。
でも・・・
彼女も私が彼女を失ってこうなってしまったように、
私がいないせいで狂い始めてるのかな、って、傲りでもそう思った。
彼女を支えてあげたい。
転校しても、というかするけど、それでも友だちで、親友でいて欲しい。
「大好きだよ」って言ったら「キモイ」って笑って返されたけど、
私は人の心を読めるから、わかるよ。
貴女が大好きって言ってくれてるの、わかる。ありがとう。
だって好きじゃなかったら、私に電話くれないでしょ？
えへへ。
親友、電話中に泣いちゃって、それを私に見せたくないらしく、
っていうかあたしはもうボロボロ泣いてたけど（苦笑）
親友のお母さんに代わられました。
親友ママは精神科の看護婦さんです。
だから、薬のこととかも相談乗ってくれて、精神的なところも。
すごい、そのママが優しくて。
リサのことをね、いい子って言ってくれたんだ。
いい子じゃないよって言った。
リサは、学校にも行かないし、煙草も酒もやるし。
親に迷惑かけてるくせに、何もできないし。
でも、私は本当のいい子なんだって。
だからいろんな事に気付いて、傷ついて、苦しくて、こうなってるんだって。
そうなのかな。
でも確かにこの世の心ない人の思いに、リサは感化してしまう。
同調・・・っていうか、感情とか思念とか感じて、
視線を感じて、怖くて気持ち悪くなって、
人がいっぱいのところに出ていけないんだ。
彼氏が手を繋いでいてくれないと。
彼氏と、この間渋谷に出られた。よかった。
私はまだ何とかなれる。
親友ママのいうことじゃ、私の心は疲れちゃって。
風邪ひいちゃったんだって。インフルエンザ。
だから今はゆっくりして、暖かくして、よくしなさい、って。
もう一人の自分に聞いてあげな？って
疲れた？って聞いてあげな、って。
そしたらもう一人のリサは言うって「疲れちゃったよ」って。
癒される。
親友ママはすごい。
大好き。
今度親友の家に遊びに行くことにしたよ。
親友ママが、看護婦お休みの日に。
私、その日は卒業式の予行で、きっと消耗しちゃってるから、
本番の前に親友ママに会ってヒーリングしてもらおう。
本番の翌日は学校休んで病院に行く日だし。
けど今、結構しんどい。
幻覚が襲う。
水子の、幻覚。
あたしはもうすぐ楽になれる。
そう思える。
お願い、ママを楽にさせてくれるよね？
貴方も息ができなくて苦しんでるんだよね？
だから私の前に出てきて、私に気付いてほしがるんだよね？
大丈夫、ママ、もうすぐ貴方が息できるように。
貴方が呼吸できなくなってあの日から、辛かったんだよね。
だから息ができるように、して上げるから。
この右耳に、ピアッサーで空気穴、開けて上げるから。
だからもう、ママを許してください。 |
