2004年08月19日(木)＜＜＜憲法９条 戦争の放棄
「南君の恋人」で南君が走っている。
うらやましいと、思ってしまう。
私はもう、長距離走を走れないだろう。
ハイジャンプやハードルもできない。
どれも好きだった。
短距離より長距離のほうが強かった。
背は低かったが、クラスで誰よりも高いバーを越えた。
ハードルを飛び越えるスリルが大好きで、学年１早かった。
ちくしょう。
もうできないのが悔しくて、プライドが粉々になって
私は運動を放棄した。
デイケアに行って卓球とソフトバレーに参加した。
楽しかった。
不自由でもできるスポーツはある。
私は、無駄な意地で若い体をだめにしていただけだった。
私に、何ができるだろう。
憲法の改正が騒がれていますね。
もし、憲法９条の戦争の放棄が改案されて
戦争がおこって
彼氏も徴兵されるとしたら…
その前に私は彼を絞め殺すだろう。
この手で、最期の顔を見つめて。
…とてもこっこの遺書チックですね。
戦争はやめてほしい。
悲しい。痛い。
いつまでも平和な国でいてほしい。
殺人強盗…日常的に起こるけれど、この国はまだ平和だと思う。
希望のない時代といわれても
広島の千羽鶴が燃やされるけど
今日もまた、たくさんの悲劇が降り注ぐ
愛する人を守るため
大切なもの築くため
昔、原爆の放射線で汚染され、住めなくなった日本を書いた。
それが現実になりそうで
私は今も、その話を書き上げることができない。 |
