仔猫と箱庭の収容所



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最後の人


いつもあたしは最後。


何故取り残されるのでしょう。


あたしはあなたと一緒に居たくない。


苛々とした時間が進む。
のろのろとまるで蝸牛みたいだ。
秒針の音が気に入らない。


暖かい場所を想像しては駄目。


そうあたしは最後の人だから。




2004年01月16日(金)

*仔猫と箱庭* 弥甫

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